検索エレメント

概要

検索エレメントでは、高度なフィルター検索機能を利用できます。特にデータ件数が多い場合に適しており、必要な情報を効率よく絞り込むことが可能です。

対象環境

Webアプリ・ネイティブアプリ

対象プラン

Proプラン以上

仕様

基本機能

  • データベース選択
    • 検索対象のデータベースを選択します。リレーションで紐づくデータも選択可能。
  • AND条件
    • 複数条件を組み合わせた絞り込み
  • 検索クリア設定
    • 検索条件をクリアするボタンあり
    • デフォルトで全データ表示

条件指定

📝 テキスト検索

  • Operator
    • 等しい
    • 等しくない
    • 含む
    • 含まない
  • 対象: 名前、住所など文字列フィールド

📅 範囲検索

  • 数値・日付
    • 数値: 最小〜最大(例: 正社員数 10〜50)
    • 日付: 開始日〜終了日(例: 2025/01/01〜2025/06/30)

🔗 リレーション検索

  • 多対多 (ManyToMany): ドロップダウン
  • 1対多 (OneToMany): チェックボックス

✅ ブール値検索

  • True / False チェックボックス

🔥 フィルター設定例

フィールド条件
名前含む"山田" を含む全件
正社員数範囲10人〜50人
設立日日付範囲2020-01-01 〜 2025-01-01
取引先カテゴリドロップダウン"主要取引先" を選択
フラグ (有効/無効)チェックボックスTrue (有効) のみ

操作手順

店舗検索アプリの作成を例にした作成手順を説明いたします。

サンプルアプリ


検索させたいデータを作成

検索対象とする店舗情報に必要な項目をデータベースに準備します。
今回検索対象とする店舗情報
  • 店舗名
    • テキスト
  • エリア
    • 新たにマスターテーブルを作成し、1:nでリレーションを組む
  • ジャンル
    • 新たにマスターテーブルを作成し、多:多でリレーションを組む
  • 目安となる料金
    • 数値
エリアのマスターテーブル
ジャンルのマスターテーブル

トップページを作成

キャンバスに移動します。 ①プロジェクト内で「トップページ」を新規作成します。
②画像エレメント・ボタンエレメントを配置し、画像エレメントは用意した画像をアップロードしてください。(おススメはAI生成)
ボタンのスタイルやテキストも編集してください。
③カスタムリストを設置し、のデータひも付けを行います。 右側パネル → カスタム→ データベースの選択 を開いてください。
「お店」テーブルを選択してください。
④カスタムリスト内の各要素(テキストや画像)に右側パネルのエレメントタブで、Currentからデータを紐づけてください。

検索ページを作成

新規ページを作成し、モーダルで設定してください。
ボタンエレメントを選択し、右側パネルの「アクション」タブで、『アクションを追加する→ページの移動→検索ページ』と設定してください。
モーダルの枠を拡大後、テキストとボタンを削除し、左側パネルから「検索フォーム」を配置。エレメントの幅を調整し、モーダル内に収まるようにしてください。

検索の設定

①検索フォームエレメントを選択した状態で、右側エレメントタブ内の『フォーム→データを選択してください→お店』を選択
②テキスト表示の設定を行います。右側パネルの「項目」を開き、Operatorで検索条件として「含む」を設定します。
Operatorの下の「項目」で、必須/任意の設定ができます。
③料金項目は数値項目のため、「範囲フィルター」を設定できます。これをONにしてください。 なお、「範囲フィルター」を設定できる型は 数値 と 日時 のみです。
④リレーションを組んでいる項目については、「表示項目の追加」ボタンを押して追加してください。
エリアを設定してください。
1:多のリレーションを組んだ項目では、ドロップダウン形式の検索入力が表示されます。
ジャンル項目は多:多のリレーションを組んでいるため、チェックボックスが表示されます。
⑤送信時にフォームをリセットする設定もありますので、必要に応じてご利用ください。
 
検索フォームエレメントを選択し、『アクションを追加→ページ移動→トップページ』に設定します。

カスタムリストのフィルターを設定

トップページに戻り、カスタムエレメントを選択してください。
『フィルター→参照できるエレメント・機能→Search Forms→検索ページ』と設定してください。

プレビューでテストしてください

 
 
最終更新日:2025/07/09